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【Nacsport】シーズン中に同じ対戦相手ともう一度試合?2度目の相手を分析する方法〜分析し...
スポーツによっては、シーズン中に同じ対戦相手と2回以上試合しなければならない競技も少なくないのではないでしょうか? これはアナリストにとって、何を意味するのでしょうか。 ・1回目に使用した分析は、2回目にも使うことができるのか?・もう一度完璧な分析をするための時間は十分あるのか?・2回目の分析は1回目の分析よりも簡単なのか? これらの質問の答えを、フィンランドサッカーリーグで準優勝したFCインテル・トゥルクのアシスタントコーチ兼アナリストであるセルジオ・ルメナラ氏に話を伺いました。 アナリストの方、アナリストを目指している方は、ぜひ読んで頂ければと思います。 セルジオ氏が書いた他の記事 対戦相手を丸裸にする?!主要パフォーマンス評価指標(KPI)とは?(サッカー) それではいきましょう!! 〜目次〜試合のタイプと数選手の移籍とチームの変化コーチ変更によるチームの変化その他の変化 分析しないモノと分析し直さなければならないものがある。 セルジオ氏は言います。 「原則として、分析し直さなければならない一連のパラメーターはありますが、全ての事柄を一から分析し直す必要はないと思います。これからお伝えするものは、主観的なトピックであることを念頭に、データはあなたが所属するチームのコーチングスタッフに依存することを頭に入れておいてください。それでは、私が考えるゲームの中で最も重要であると考える側面を紹介していきたいと思います。」 『試合のタイプと数』 2度目の試合となると、対戦相手の【一般的なプレーに関する考えについては知っている】と言っても過言ではありません。彼らがどんなチームであるか、ゲームモデルが何であるかなど、多くの情報をすでに持っていることとなります。 そのような中、私たちは次の領域の分析に焦点を当てています。 前回の試合で何が起こったのか? ・前回の試合での対戦相手のゲームプラン・前回の試合での自分たちのゲームプラン。・計画と構造の間の相互作用。・試合中の戦術と行動の変化。・何が機能し、何が機能しなかったのか 次に、対戦相手は他のチームに対してどのように試合をしたのか。 ・対戦相手がホーム、アウェイで、どのような展開で試合をしたのか。それらはどのような影響があったのか。・ゲームプランの変化とそれによる進化。・スコアに応じた変化(勝ち、引き分け、負け)。・選手入れ替えによってどのように変化するか。 これらに加え、対戦相手が私たちと似たゲームモデルと構造を持つチームに直面した時、どのような対応するのかを意識しながら分析をします。 『選手の移籍とチームの変化』 競技によっては、シーズン中に選手の移籍がある場合があります。 これら選手の移籍により、チームに変化が生まれます。 分析をする際、これらの変更を考慮することは非常に重要です。これらの新加入選手によって、対戦相手のゲームプランはどのように変化するのかを調べ、他の選手にどのような影響を及ぼすのかを評価する必要があります。 これは、新加入選手に関する情報だけの話をしているのではありません。また、そのチームを離れた選手のことも考え、1回目の試合とどう違うのかを確認する必要があります。 『コーチ変更によるチームの変化』 間違いなく、コーチの変更は最も重要な要素の1つです。多くの場合、選手たちはフィールド上でコーチの考えを体現しようとしています。移籍選手はいなかったとしても、新しいコーチによる影響は、大きな影響を与える可能性があります。 そこで、コーチの変更が見られた時は、以下のようなことを分析します。 ・フォーメーションの変更・ゲームプランの変更・新しいコーチによる選手采配 等々 『その他の変化』 ここでは、すでに知っている対戦相手と2回目の試合のための準備をする時、私が特に必要不可欠だと考えるいくつかのポイントをまとめました。【その他の変化】としてまとめていますが、上で説明したすべてのものと同じくらい重要だと思っています。 •最近のゲーム運び、傾向、行動の変化。•クラブがコーチにどれだけの信頼を置いているか。•他の大会でも試合しているのか(カップ、ヨーロッパの大会でプレーしている場合。)...
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【SPT】流通経大柏高校、帝京第三高校サッカー部が地区予選優勝!おめでとうございます!
2年ぶりの開催となる男子サッカーのインターハイ地区予選が各地で開催され、6月20日にSPTGPSのユーザー流通経大柏(千葉)が暁星国際と対戦し6-0、4年ぶりに千葉の王座を奪還。また帝京三(山梨)が韮崎を2-1で下し、代表校の座を手にしました!全国大会は福井県にて、8月14日から22日まで開催される予定。無観客開催のため、オンライン観戦で応援させていただきます。 詳しい情報はこちらからご覧ください。
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【BlazePod】「反射性・敏捷性はこれ一台で」
TARZAN『ターザン』編集・ライターたちがBLAZEPODをフィットネスの「新・名品」に選定されました。 2021年4月8日発売されたTARZAN『ターザン』創刊35周年記念号/808号(マガジンハウス)の特集「フィットネスの新・名品図鑑」に、BlazePodが「反射性・敏捷性はこれ一台で」として掲載されています。(19ページ) 記事の内容はTARZANサイトからご覧ください。(ここをクリック) TARZAN「フィットネスの新・名品図鑑」特集は、ほかにも優れたフィットネスギアが満載されています。ご興味のある方は、インターネットなどでぜひご購入ください。
【BlazePod】「反射性・敏捷性はこれ一台で」
TARZAN『ターザン』編集・ライターたちがBLAZEPODをフィットネスの「新・名品」に選定されました。 2021年4月8日発売されたTARZAN『ターザン』創刊35周年記念号/808号(マガジン...
【Nacsport】ビデオアナリストとしてキャリアを始めるための秘訣
本日は、オンラインコーチであり、サッカーアナリスト、トレーナーと様々な分野で活躍しているダニエルさんにお話を伺いました。 また、彼はObjetivoAnalista.com(スペイン語、英語)というウェブサイトを運営しています。その彼のウェブサイトで、 「ダニーさん、ビデオアナリストになりたいのですが、どこから始めればよいのかわかりません。手伝って頂けますか?」 という質問がたくさんくるそうです。 日本のスポーツ界でも、分析の重要性が瞬く間に浸透し、アナリストと呼ばれる【分析のプロ】が増えてきています。 そしてこれから需要も増えてくることだと思います。 しかし、ビデオアナリストになる方法や、プロセスについては、まだまだ課題があるのが現状です。 そこで、分析文化がすでに根付いているヨーロッパで活躍されているダニエルさん流の、【ビデオアナリストとしてキャリアを始めるための秘訣】をお伝えできればと思います。 それでは、ご覧ください!! 〜目次〜 ビデオアナリストとは何ですか? アナリストになるために必要な資質はありますか? 仕事に適したツールを選択する Nacsportの始め方 他にどのような知識が必要ですか? 『ビデオアナリストとは何ですか?』 良い質問だと思います。 ビデオアナリストとは・・・ ビデオを使用して試合を分析し、戦術的な側面を深く掘り下げて徹底的に研究する人ことです。 そして、分析した情報は、コーチや選手に渡り、戦略、戦術の調整、または、パフォーマンスを改善するために使用されます。 ビデオアナリストになるのは難しい? いえそんなことはありません!! 実際の話、私たちはすでに分析を行なっています!! そう。ビデオ分析は、単にビデオによる分析です。 しかし、分析を成功させる秘訣としては、可能な限り最も専門的な方法で分析を行い、すでに所有しているスポーツの分析知識を活用することにあります。 そこで重要なことは、【適切なツールを選び】です。 しかし、それについては後で説明したいと思います・・・・ 『アナリストになるために必要な資質はありますか?』 誰でもアナリストになれるとは言いましたが、私は誰もがビデオアナリストの仕事に適しているとは思ってはいません。そこで、自分がアナリストに向いているかどうかを見極めるための質問をいくつか用意しました。 1、これから分析するスポーツのことが好きですか? 2、一度に何時間も試合を観戦することは可能ですか? 3、コンピューターやテクノロジーに長けていますか(もちろんコンピューター科学者である必要はありません!) 4、あらゆるプレーが起こる理由に興味があり、それらを探求し、それら理由を解き明かしたいと思いますか?...
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【SPT】楽しく前向きにゴールに向かっていく方法とは?あなたは何をゴールにどこから、シュートを...
ゴールがなければ、ただ闇雲にボールを蹴っているだけ・・・一方で、現在地やライバルとの関係性がわからなければ、シュートまでの道のりも見えません。SPT GPSを使用し、現在地を理解し、ゴールまでの道のりを明確にしよう! 【意味があるのかな?と感じる曖昧なトレーニングや努力】を減らし、 【これが今必要なことだ】と信じられるトレーニングや努力をしよう!! SPTは、今の自分の現在地を数字を使って、明確に示してくれます。 SPT GPSはアマチュアレベルのユーザーでも簡単に楽に使えるように、費用面、デザイン等を考えて設計しています。 ご興味のある方はこちらよりお問い合わせください。
【SPT】楽しく前向きにゴールに向かっていく方法とは?あなたは何をゴールにどこから、シュートを...
ゴールがなければ、ただ闇雲にボールを蹴っているだけ・・・一方で、現在地やライバルとの関係性がわからなければ、シュートまでの道のりも見えません。SPT GPSを使用し、現在地を理解し、ゴールまでの道...
【Nacsport】世界のアナリストは、次の試合の準備に・・・試合見る!?
あなたは、次の試合に向けて、約何試合、対戦相手チームの試合を分析しますか? 私たちのクライアントの多くのアナリストは対戦相手の過去2〜5試合見るそうです。(例外もあり・・・) しかし、この質問に対する明確な答えはないと言っても過言ではありません。 それでも、この記事が、皆様が所属するチームの役に立てることを心より祈っております。 それでは、はじめていきましょう!! 『試合のスケジュール』 当たり前かもしれませんが、すべてのスポーツが同じシーズンで、同じリーグ、同じトーナメント構成で試合をすることはありません。 以前スポーツの試合といえば、毎週、週の終わりにあるというイメージが強いのではないでしょうか?しかし、最近はそうでもありません。特にバスケットボールは、週に3回試合することもあります。 そのため、試合のスケジュールによっては、分析できる時間が大きく異なることは頭に入れておく必要があります。 『大会と試合の条件(ホームゲームまたはアウェイゲーム)』 ホームとアウェイで違った分析方法を使用するチームがあります。ラインナップやフォーメーションを例にとってみましょう。コーチによっては、ホームゲーム、アウェイゲームに応じてこれらの両方を根本的に変えることもあります。また、試合やその他大会条件に応じてシステムを変えるコーチはたくさんいるので、それに応じて分析に費やす時間は柔軟に対応していく必要があります。 〜上級者向けのヒント〜 トップチームの多くは、対戦相手の直近の過去3〜4試合、または、次の試合と近い条件の試合3〜4に焦点を当てるチームもあります。たとえば、対戦相手のカップゲームのみを分析し、リーグゲームの分析をしないなんてことも多々あります。 『分析に利用できる時間』 Nacsportには、さまざまなスポーツやカテゴリーのクライアントがいます。私たちが何年にもわたって何かを学んだことは、ユーザーとほぼ同じ数の分析方法があるということです。誰もが異なり、誰もが独自のワークフローを持っているため、万能のソリューションを提供することはまったく無意味だとも思っています。 たとえば、チームの分析作業も行うアマチュアコーチは、大規模なクラブのフルタイムのプロのアナリストと同じくらい分析に時間を費やすことはできません。 なぜなら、彼らには、コーチングや分析の仕事だけでなく、他の仕事や家族の時間も大切にする必要があるからです。 そう!!つまり、プロアナリストと同じようにアマチュアコーチも分析するべきだと言う考え方は馬鹿げています。繰り返しますが、分析できる試合の数は、あなた自身の個人的な状況にも関わってくるのです。 『厳しいトーナメント』 次に重要なことは、トーナメントの長さです。サッカー、バスケットボール、ホッケー等のワールドカップに代表される国際的なノックアウト方式のトーナメントでは、分析の時間が非常に短くなり、アナリストの睡眠時間は本当に少なくなる可能性があります。 『分析の種類』 上記のすべてを考慮に入れることに加えて、状況に最適な分析のタイプについても考慮する必要があります。 •自分のチームの分析→チームのパフォーマンスの向上に重点を置く •対戦相手の分析→対戦相手に基づいて戦術的にゲームを準備する •選手の分析→特定の選手の特定の側面に焦点を当てる •セットプレイ分析→ゲームの特定のセットプレーの分析 実際、分析したい試合の側面が多ければ多いほど、観察しなければならない試合数も多くなります。実際、15試合分のレビューおよび分析するプロアナリストを見たこともあります。 〜上級者向けのヒント〜シーズンを通してすべての対戦相手のセットプレーを分析した場合、データの量はどうなるでしょうか。レベルに関係なく、できるだけシンプルに保つことが重要です。 『ダイナミックな変更』 分析する試合数は、コーチングスタッフの交代、最近の結果(ポジティブとネガティブの両方)、出場停止、怪我などをすべて考慮し考える必要があります。これら情報を把握し、対戦相手のトレンド、統計などの他のタイプのデータと組み合わせることも重要なことです。 〜上級者向けのヒント〜チームでコーチの変更があった場合、フォーメーションなどの戦術情報が、新しいチームでどのような変化があったかを知る価値はあるかもしれません。戦術だけではなく、心理的効果も考慮する場合もあるため、これには通常よりも包括的な分析が必要になります。...
【Nacsport】世界のアナリストは、次の試合の準備に・・・試合見る!?
あなたは、次の試合に向けて、約何試合、対戦相手チームの試合を分析しますか? 私たちのクライアントの多くのアナリストは対戦相手の過去2〜5試合見るそうです。(例外もあり・・・) しかし、この質問に対す...